クレーン 付き トラック

クレーン付きトラックを購入する手続き

クレーン付きトラックは、建設現場においてはユニック車として広く認識されています。車両構造として運転スペースと荷台スペースの間にクレーンが架装されていることがあり、荷物の積み降ろしを効率的に行えることが最大の特徴となります。また、従来は手動でブームを操作していたものが、現在では全自動で動かすことができ、転倒防止装置や巻過防止装置など安全面にも配慮されています。購入手続きに関しては、通常車両と同様に、委任状、印鑑登録証明書、住民票、車庫証明書が必要になり、それほど難しいものではありません。ただし、操作をする場合と、公道を走行する場合には資格が必要になります。それぞれ、車両の大きさによって内容が異なり、購入をする際には資格保有者が在籍しているか、また、新たに取るのか確認をすることが大切になります。

操作をする場合に必要な資格について

クレーン付きトラックを作業現場で操作をする際には資格が必要になります。資格は吊り上げ荷重のトン数によって定められており、0.5t以上1t未満では運転の業務に係る特別教育、1t以上5t未満では運転技能講習、5t以上の場合には運転士免許が必要になります。3つの資格では、まず、特別教育と技能講習は資格取得として設けられた講習を受けることで取ることができ、学科と実技を修了することで資格が与えられます。因みに技能講習は、学科2日実技1日が一般的なスケジュールとなります。一方、運転士免許は試験に合格することで資格を取得することになります。試験は、学科に関しては原動機及び電気・関係法令・力学に関する知識など、実技に関しては運転や合図についての内容が設けられています。

公道を走行する場合に必要な資格について

クレーン付きトラックは操作に資格が必要となる他に、公道を走行する際にも、車両大きさに応じた運転免許が必要になります。まず、総重量3.5t未満・最大積載量2t未満であれば普通自動車免許で運転をすることができます。注意が必要なのは、これまで総重量5t未満・最大積載量3t未満から変更されていることがあり、仮に使用車両が従来規定上限のものであれば、新たに2017年3月に新設された準中型免許を取得する必要があり、ここでは総重量7.5t未満・最大積載量4.5t未満が対象になります。次に、車両が総重量5t以上11t未満・最大積載量6.5t未満では中型自動車免許が必要になります。準中型免許と重なる部分はあるものの、例えば、総重量10tの車両であれば中型自動車免許を取得することになります。大型自動車免許に上限は無く、総重量11t以上・最大積載量6.5t以上の車両に必要となります。